考課と評価
企業の人事担当として悩むことに、考課と評価との違いについて、というものがあります。誤解を恐れず思い切り噛み砕いていうなら、
考課は、共通の基準に照らして客観的に計測すること、
評価は、明確なモノサシなしで、ひとそれぞれの見方で、という違いです。
考課基準についていくら説明しても、考課者はそれぞれご自身の経験値と、それにもとづく評価尺度をお持ちなので、そこを説得しきるのは非常に難しい。役員クラスの方だとなおさらで、わたしごとき下級管理職では全く相手にされません(涙)
この説明はわかりやすい。
『病院の先生が「血圧はかなり低いけれど、私好みの人だから、今日は健康ということにしておきましょう」と診察したら、誰も相手にしない』
そのとおりだとおもいます。しかし、言うのは簡単だけど、実践するのは難しいんだなぁ。