プロ野球選手
こんばんは、オークネットの齋藤です。
昨日TVを観ていて考えたことを書き留めたいと思います。
昨日は、また一人同世代のプロ野球選手が今シーズンでの引退を表明しました。彼は大阪甲子園常連校出身で先輩、同期にはそれはそれは‥‥といった方々が大勢います。彼らと比べると身体は決して大きくなく華奢で目立たないタイプ。でも野球が大好きで大好きで「どうしたら自分が生き残れるか」試行錯誤した結果、守備でナンバーワンになって試合に出場できる道を選んだのです。
プロになって打率は2割6、7部程度と目立つことはなかったものの、ヒットにならなくても粘るいやらしさとそして何より、着実な守備力でオリンピックやWBC代表にまで選ばれました。
そんな彼が記者会見で発した一言。「私はプロになって一度も試合を楽しんだことはありません」これには頭を強く叩かれるほどの衝撃を覚えました。
私を含めてサラリーマンは、日々の業務にこれほどの力を注いでいるでしょうか?巷で売られているビジネス本には、とかく「楽しく」とか「仲良く」仕事しましょうなんて言葉がおどっていますが、そんな気持ちが少し我々の、大きく言えば日本経済の低迷に影響を与えているのではないでしょうか。
サラリーマンにも、宮本選手のような「プロフェッショナル」要素が求められる時代は来ている、私はそう思います。周囲に流されない強さを身につけて、もう一段上のアウトレットができるようなプロを目指すことが中長期的な目標です。
学生の皆さんにもそんな視野を持って就活をしていきませんか?一緒に成長していきましょう。
